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自死(自殺)遺族支援のための認定NPO法人グリーフケア・サポートプラザ

大切な人を自死(自殺)でなくし ひとり孤独でいる時 望みを絶たれ先が見えない時 いつでもどうぞ 自死遺族支援をしているNPO法人です

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グリーフケア・サポートプラザとは

誰かに聴いてほしい
悲しくて この苦しみが いつまで続くのか不安になる
話したいけれど 外出できない
気持ちを表現できる場がほしい
他の遺族はどうしているか知りたい
周囲の無理解や偏見に悩んでいる

大切な人を自死でなくし ひとり孤独でいるとき
望みを絶たれ先が見えないとき いつでもどうぞ
自死遺族支援をしている認定NPO法人です

 次回の自死遺族の会

「オンライン分かち合いの会」毎月第1土曜日開催  
次回は10月7日(土)午後2時~3時30分
オンライン分かち合いの会は予約制です。
grief.care.sp@luck.ocn.ne.jp にメールでお申込みください。
締切は10月5日(木)夕方5時です。

「分かち合いの会」毎月第3日曜日開催  
次回は10月15日(日)午後2時~4時
分かち合いの会は予約なしで参加できます。
詳細はホームページでご確認ください。

プラザホープの会、茶話会は   
コロナの影響によりしばらくは開催が未定です。
               
場所:本会事務局←クリックすると地図が出ます

 お知らせ

認定NPO法人になったことにより、
当会への皆さまのご寄付につきましては、
税金の控除が受けられるようになりました。
詳しくは「寄付をする」のページをご覧下さい。

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| グリーフケア・サポートプラザ | 23:00 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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自死遺族のための傾聴電話

傾聴電話は、
毎週、火曜日、木曜日と土曜日の週3回、11時~16時まで実施しています。


誰かに このつらい気持ちを安心して話したい 聴いてもらいたい
顔を知られず 名前も伝えなくてよい
外に出る気力がなくても家からでもかけられる
まずはそんな気持ちを お電話でお話されてみませんか

自死遺族の方々の悲嘆を 電話で傾聴し 
その悲しみ 苦しみの 受け皿となります

受付時間  
     毎週 火/木/土曜日の週3回  11時~16時
         
電話番号 (03)3796-5453

※自死遺族の方に限定します
※スタッフは専門の研修を受けた者です
 研修後も 研鑚を続けています

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| 自死遺族傾聴電話 | 19:00 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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分かち合いの会(自死遺族の集い)

次回の分かち合いの会は、

「オンライン分かち合いの会」毎月第1土曜日開催
10月7日(土)午後2時~3時30分。
オンライン分かち合いの会は予約制です。
grief.care.sp@luck.ocn.ne.jp にメールでお申込みください。
締切は10月5日(木)夕方5時です。

「分かち合いの会」毎月第3日曜日開催
10月15日(日)午後2時~4時
分かち合いの会は、予約なしても大丈夫です。当日事務所におこしください。   
詳細はホームページでご確認ください。 

同じ体験をした人たちの話に耳を傾けてみたい
誰かにこの苦しみを聞いてもらいたい
安心して話せる 安全な場所がここにあります
同じ体験をして 同じ苦しみをもち 同じ悲しみを抱きながら
生きている仲間がいます
自分のことを話さず聞くだけでもいい
今まで言えなかった思いを 思い切り話してもいい
その場に来て お茶を飲んでいるだけでもいい
すぐには変わらないかもしれないけど 何かのきっかけになるかもしれません
毎月第1土曜日と第3日曜日の同じ時間 同じ場所で開催されます
同じ体験をした仲間が待っています

■開催日
毎月第1土曜日:午後2時~3時半頃  
Zoomによる「オンライン分かち合いの会」

毎月第3日曜日:午後2時~4時   
乃木坂の事務所に集まっての「分かち合いの会」

■場所
認定NPOグリーフケア・サポートプラザの赤坂の事務所:
最寄り駅:東京メトロ千代田線「乃木坂」駅2番出口から徒歩6分
港区赤阪9-2-6 カルム第2赤坂103号
(地図はホームページの「アクセス」欄に掲載)

■参加条件
大切な方を自死で亡くされた遺族に限定します
同じような体験者同士の分かち合いが中心になります

■参加費
「オンライン分かち合いの会」は無料です(会員、非会員を問わず)
「分かち合いの会」は500円です。

■その他
匿名を希望される方はニックネームでの参加も可能です
話の内容はその場だけにとめおき 外部に漏れることのないよう
参加者同士での守秘義務を条件とします
その他 安心して本音で話し合えるためのいくつかの約束事項を
大切にしあい 安全で安心できる場をつくっていきます

オンライン分かち合いの会は、事前にメールでご予約ください。
分かち合いの会は予約は必要ありません。当日、事務所に直接お出でください。
詳細はホームページでご確認ください。
 
              

認定NPO法人グリーフケア・サポートプラザ 公式ウェブサイト


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| 自死遺族の集い | 07:43 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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オンライン分かち合いの会

茶話会は名称変更し、オンライン分かち合いの会として開催しています。
死別後間もない方も、ある程度年月を経た方も、今話したい、今聴きたいと思っている自死遺族の方は、どなたでも参加できる遺族の集いてす。「オンライン分かち合いの会」にどうぞ。

■開催日    
「オンライン分かち合いの会」毎月第1土曜日 
次回は10月7日(土)2時~3時半
オンライン分かち合いの会は予約制です
grief.care.sp@luck.ocn.ne.jp にメールでお申込みください。
締切は10月5日(木)夕方5時です。

■場所
ウェブ上のオンライン会議室での開催になります。
※ZOOMを使用します。


■参加条件
大切な方を自死で亡くされた遺族に限定します
     
■その他
匿名を希望される方はニックネームでの参加も可能です
話の内容はその場だけにとめおき 外部に漏れることのないよう
参加者同士での守秘義務を条件とします
その他 安心して本音で話し合えるためのいくつかの約束事項を
大切にしあい 安全で安心できる場をつくっていきます

詳細はホームページでご確認ください。

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| 自死遺族の集い | 09:03 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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プラザホープの会(自死遺族の集い)

再出発に向けて希望を模索しあう自死遺族の集いです

開催日  奇数月の第2日曜日 午後2時~4時半頃
しばらくは開催は未定です。

場所   本会事務局←クリックすると地図が出ます

参加条件 大切な方を自死で亡くされた遺族に限定します
       原則として 死別後 少なくとも1年以上経過し 再出発に向けた生き方の模索に関心がある方
       
参加費  500円

*参加希望の方は 詳細はホームページで確認いただき、お申込みください。

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| 自死遺族の集い | 13:41 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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10月のオンライン分かち合いの会10月7日(土)です。

10月のオンライン分かち合いの会も、参加されるどの方にとっても、安心・安全な場になることに配慮し開催いたします。ご参加お待ちしています。
死別後間もない方も、年月が経たれた方も、大切な人を自死で遺された方でしたら、どなたでも参加できます。

同じ体験をした人たちの話に耳を傾けてみたい。
誰かにこの苦しみを聞いてもらいたい。
そんなお気持ちを、安心して話せる、安全な場所がここにあります。

同じ体験をして、同じ苦しみをもち、同じ悲しみを抱きながら、生きている仲間がいます。
亡き人のこと、自分と亡き人のこと、これからの生き方、どんなことでも今あなたが話したいことを、お話しください。
一人一人の思いを受けとめ、支え合う場です。
すぐには変わらないかもしれないけど、何かが動くきっかけになるかもしれません。


開催日時:2023年10月7日(土)午後2:00~午後3:30
開催場所:Zoomのオンライン会議室。
参加希望の方にのみオンライン分かち合いの会当日の10月7日13時ごろに担当者からメールでURL等をお知らせします。
参加条件:大切な方を自死で亡くされた遺族の方に限定します。      
・使用する端末(パソコン・スマートフォン等)に、予めZOOMをダウンロードし、基本的な操作が出来るようにお願いいたします。

参加費:無料
その他:・予約制です。
メールのタイトルに「10月7日のオンライン分かち合いの会参加希望」と記入し、
当NPOの事務局 grief.care.sp@luck.ocn.ne.jp へ、お申込みください。 折り返し確認のメールをいたします。  
   
・申し込み期限:10月5日(木)午後5時まで。先着順です。
・詳細はホームページでご確認ください。
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| スタッフ日記 | 18:15 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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危い人

暑い暑い夏も、ようやく終わりの気配がしています。
何となく暑さ寒さも彼岸までという言葉通りになりそうですね。
まだ目にはしていないのですが、彼岸花も咲いているのでしょうか?

遺族になって間もない頃からお世話になっているお寺には、彼岸花はもちろん四季折々の草花が咲いて、時おり訪れるとその可憐さで目を楽しませてくれます。
そこでは苦しい胸の内もずいぶん聞いていただいてきました。時に優しく、また時には少し厳しいことを言われることもありました。
それでもずっと見放さずに気持ちに寄り添ってくださっていることに、感謝しています。

「あなたは死んでしまうのではないかと心配していた。」と言われたのはずいぶんと経った頃です。
いつまでも同じ事を嘆き、悲しみの堂々巡りしていることにふがいないような、申し訳なさのようなものを感じていると話した時だったと思います。
「ずいぶん変わりましたね。」と言っていただいたのです。そして当初の私の印象に危いものを感じていらしてたことも。
それは私には意外でした。当初は日常生活は最低限の事しかできませんでしたし、話していて涙に詰まることもありました。
けれど人と会う時は気を張っていたからだと思うのですが、それなりに感情の抑制もきいていたのではないかと思っていたからです。

ご住職にはそんな風に見えていたのか、そして今はそうではなくなったと思われているのか…という事に不思議な感覚をおぼえました。
私が思っている自分自身と、人が思うギャップ。でも今は、多分それはどちらも正しいような気がしているのです。
人には複数の面がありどれも皆その人自身だとすると、危かった私も確かに私の1面だったのでしょう。
「あの時は危かった。」「けれど今は大丈夫」・・・自分の事ですが分かりません。そうかもしれないなぁ・・・くらいの気持ちです。
ただ、よろよろヨタヨタとここまで来たという事です。

お寺の庭にも彼岸花が咲いているでしょうか?
白い彼岸花もきれいですよね。花を見ている時は心が穏やかで、つい微笑みがこぼれます。
猛暑の間は控えていましたが、これからは写真の側にも絶やさず飾りたいと思っています。
私がほほ笑めば、写真の中の微笑みもつられて増すような気がするのです。(by パンジー)
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| スタッフ日記 | 10:00 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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コロナに罹って

徹底的に気をつけて感染対策をしていたつもりなのですが、とうとうコロナに罹りました。
2020年2月、次々とコロナに感染するクルーズ船ダイヤモンドプリンセス号の乗客の皆様の様子をかたずを飲んで見守っていたその病気と思うと、ちょっとびっくりしましたが、幸い風邪レベルの軽症でした。
罹ってみるとこの3年間、コロナ対策はそれなりに進んでいることを感じ、医療に携わる方や行政の担当者のご苦労の結果を有難く思いました。

翻って自死対策はどうだろうと思うと、自殺対策基本法が成立した2006年ころと比べて、対応がうまくいった部分もあるけれど、何年経ってもなかなか難しい部分もあり、逆に増えている年代もあります。
コロナのような感染対応は全国一律にできても、自死に至る背景は社会的要因以外に個別事情もあり、対応は難しいのだろうと思います。

2006年に私はかけがえのない家族を亡くしましたが、亡き人が今いたとして、果たして自死を防ぐことが出来るようになっているのかと考えると、我が家のケースの場合は、あまり変わらない気もします。
勿論、何とか今生き辛さを抱えている人たちには生きてほしいと願っています。
でも17年経っても繊細な人、頑張り屋さんにとって、生きにくさと直面する社会・世間が存在することにはかわりないように感じて、無力感を感じもします。

せめて、大事な人を亡くし絶望の中で過ごしている遺族の方たちが再び生きる力を取り戻す息継ぎの場に、グリーフケア・サポートプラザの「分かち合いの会」と「自死遺族傾聴電話」がなりますように、努力を続けていきます。
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| スタッフ日記 | 07:27 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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分かち合いの会会場の地図です

初めての方は、東京メトロ千代田線 乃木坂駅2番出口をご利用くださるのが、
一番わかりやすいと思います。
もし道に迷われましたら、事務所に電話をください。
スタッフは当日は13時ころから事務所におります。
事務所電話番号 03-3796-5453 

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| スタッフ日記 | 07:51 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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9月の分かち合いの会

9月の分かち合いの会は9月17日(日曜日)に開催いたします。
予約不要です。お気持ちの向いたときにどうぞご参加ください。

同じ体験をした人たちの話に耳を傾けてみたい
誰かにこの苦しみを聞いてもらいたい
安心して話せる 安全な場所がここにあります
同じ体験をして 同じ苦しみをもち 同じ悲しみを抱きながら
生きている仲間がいます
自分のことを話さず聞くだけでもいい
今まで言えなかった思いを 思い切り話してもいい
その場に来て お茶を飲んでいるだけでもいい
すぐには変わらないかもしれないけど 何かのきっかけになるかもしれません

2003年から毎月第3日曜日の同じ時間 同じ場所で開催しています。
同じ体験をした仲間が待っています
  
開催日時:9月17日(日)14:00~16:00
開催場所:グリーフケアサポートプラザ事務所

東京都港区赤坂9-2-6  カルム第二赤坂103号室
東京メトロ千代田線 「乃木坂」駅  2番出口から徒歩5分
(※ホームページの「アクセス」に地図を掲載  ) 


1. ご予約無しで参加いただけます。
2. 換気には十分な注意をいたします。マスクの着用はご自由です。
3. 受付での手指消毒等にご協力をお願いいたします。
4. 飲み物は各自ご用意ください。茶菓の提供は当分の間いたしません。
5. 参加費:500円 
※公式ホームページで詳細を、ご確認ください。

アクセス________________________________________
住所:〒107-0052 東京都港区赤坂9-2-6 カルム第2赤坂103
※ホットペッパー2というタイ料理レストランが入っている建物の103号室です。
建物正面のオートロックガラスドアの左に掲示してあるオートロック解除方法をご覧ください。
解除操作がわからない場合は、事務所にお電話ください03-3796-5453。
東京メトロ千代田線 乃木坂駅2番出口より徒歩5分
東京メトロ千代田線 赤坂駅7番出口より徒歩7分
都営地下鉄大江戸線 六本木駅8番出口より徒歩9分
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| スタッフ日記 | 07:46 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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愛おしい悲しみの中で

娘が旅立ってから15年目になります。

娘は3年余り闘病したけれど、悪くなるばかりの病状に疲れ果て、もうもたないよと
言って生きる事を諦めかけていました。
その頃「私は死んだら虫になるの。。。」とよく言っていました。
私には、虫になっていつでも会いにいくよ。と聞こえていました。
後に残される家族への最後の優しさだったのかもしれません。

実際に事後友人がお参りに来てくれたお盆には、蝉になって網戸に長い間止まっていました。
皆の様子を見て、来てくれてありがとうと言っているようでした。  
遠くに転勤してお墓参りにも行けなかったお盆にも、綺麗な青スジアゲハ蝶に
なって私のまわりをひらひら舞って、帰って来たと安心させてくれました。
最近では、思い立ってあの子の好きだった地元の海まで自転車を走らせて
しばらくキラキラ輝く海面を眺めた帰り道、またあの青スジアゲハ蝶が楽しそうに
舞っていたのです。海、綺麗だったね、やっと一緒に来れたねと言っているようで
嬉しく思いました。

娘を喪くしてから何度もそんな出来事があり、その度小さく救われ、大切に心に
留めてきました。独りよがりだったとしても。
誰も気づかない二人だけの時間の積み重ね。15年余り。
それはとても愛おしい時間でもありました。

遺影に今日は暑いね。いい天気だね。大きなお月さまだね~。もうすぐ桜が咲くよ。
などと話しかけ、日々を紡いで...紡いで...過ごしてきました。

突然の大きな悲しみ。深くて大きい悲しみ。でもその中で見つけた愛おしい時間。

私は今、その中で心静かに生きられている気がしています。

どうか、悲しみに沈む方々にも、小さくても静かで愛おしい時間がおとずれますよう、
日々祈ります。(by ほおづき)
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| スタッフ日記 | 19:43 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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3つのT

多くの自死遺族の方がそうであるように、私も一部の人を除き、殆どの人に自死遺族であることや、遺された者としての苦しみを伝えてはいません。誰にも伝えきれないと思っています。
以前はこの状態にもやもやするものがありましたが、この頃はそれでいいのではないかと思えるようになってきています。

私は知人には語らないけれど、同じ体験をしている者同士の「分かち合いの会」で語ることはしました。
自身のグリーフの折り合いがつくまで、分かち合いに参加し、それが自分には合っていたと思います。
認定NPOグリーフケア・サポートプラザでは、「オンライン分かち合いの会(第1土曜日)」と自死遺族が実際にあって話し合う「分かち合いの会(第3日曜日)」の2つの分かち合いの会を開催しています。
よろしければ、いつでもどうぞご参加くださいね。

多くの人が集まる分かち合いの会が苦手な方には、アドバイスや指示等をしないでご本人の気持ちを丸ごと受け止める「傾聴」の場で話すことも、一つの方法でしょう。
認定NPOグリーフケア・サポートプラザでは自死遺族の方のための悲しみの受け皿として「傾聴電話」も開設しています。
こちらもいつでも、必要な時にどうぞご利用ください。
電話番号 :03-3796-5453
毎週火曜・木曜・土曜 11時~16時
ただし今週(9月5日~9月9日)は連続5日間、受けております。

心の奥の苦しみ、悲しみ、怒り等に蓋をしないで、からまってしまった心の糸を少しずつほどいていく場がある、それがなにより大事なのです。
3つのT=TALK(話す)、TIME(とき)、TEAR(涙)が、喪失悲嘆を助けると、よく言われますが、本当だと感じています。

喪失悲嘆(グリーフ)の歩き方に、正解はありません。人生が一人一人違うように、
歩き方もその人独自のものだと思います。
何より大事なことは自分の気持ちに無理をしないことでしょうか。
無理して頑張ったことは、やはり身につかないし、その後の落ち込みにつながるような気がします。自分の気持ちをまるごと、自分自身でも受け止め、また他者にも受け止めてもらう、そのことが自分の人生を大事に思って再び歩くための最初の一歩かもしれません。
人まねは、グリーフではできません。したとしても、どこかで無理が生じます。
あなたらしい、グリーフの歩き方がどうぞ見つかりますように。
ゆっくり、ゆっくりでいいんです。
慌てず、焦らず、他者と比較しないことも大事です。認定NPO グリーフケア・サポートプラザ

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| スタッフ日記 | 05:53 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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9月の特別連続傾聴電話のお知らせ

9月には世界自殺予防デーがあり、その期間私たちの「傾聴電話」も東京都の委嘱を受け、
通常の火曜・木曜・土曜以外にも傾聴電話の日を設けます。
今年は、9月5日(火曜)・6日(水曜)・7日(木曜)・8日(金曜)の連続4日間です。

その結果今週は火曜日から土曜日までグリーフケア・サポートプラザの傾聴電話を実施しています。

専門的な研修を受け、その後も研鑽を続けているスタッフは守秘義務を守り、電話をかけてこられる方のお気持ちをありのまま受け止める傾聴に徹しています。
電話をかけてこられる方の底力(レジリエンス)がいつか再び湧いてくることを信じ、聴いています。
一人で苦しまないで、どうぞいつでも、傾聴電話をご利用くださいね。

今週(9月5日から9月9日まで)の傾聴電話の受付時間
火曜・水曜・木曜・金曜・土曜:  11時~16時
電話番号:03-3796-5453
  

「自死遺族の方の悲しみの受け皿」としての傾聴電話は、電話をかけてこられる方の息継ぎの場になることを願っています。
お気持ちが落ち着くまで何回でも、何年でもどうぞご利用ください。
私たちは悲しみを消すことはできませんが、悲しみに寄りそうことはできるかもしれません。
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| スタッフ日記 | 06:04 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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 偶然の出会いが生きる上での必然に

息子を亡くし半年過ぎた秋の終わりに、ベランダのプランターに可愛い芽が出たのを見つけ、大事に育ててみました。
その芽は翌年の春にピンクと白と紫色の花を咲かせました。ペチュニアでした。

ベランダにペチュニアの苗を植えたのはその数年前のことで、冬に枯れた後は長い間土だけのプランターになって、ベランダの隅にほったらかしにしていたのです。
それが何故息子が亡くなった年の秋に芽を出したのでしょう?

ペチュニアがベランダで次々と花をつけた夏、「今日は貴女の誕生日ですね。今日の誕生花はペチュニアです。」とのメールが友人から届きました。
息子を亡くして途方にくれていたころ、何故にペチュニアが芽生え、それが私の誕生花なの?
ペチュニアはあの子からのプレゼントかもしれない、そう信ずることにしました。

偶然に起きたことを、たまたまのことと気にしないで通り過ぎるのか、
その後の生き方に大きな関わりを持つほどに大切なことと捉えるのか。
その人次第かもしれません。

ペチュニアが出芽し咲いたのは偶然かもしれません。
でも私にとってはそれが、亡き子と繋がるツールになり、絶望感が和らぎ生きる力が湧いてきました。

深い喪失感の中で苦しんでいると、藁をも掴むようにそんなことですら、生きる支えになることもあるのです。
死によって、突然に断絶したかけがえのない人とののつながり。
何とか再びつながりたいと、遺された者は探し求めます。

以前、姉妹を亡くした尼僧のボランティア仲間が「このような悲しみにお金目的で寄ってくる人がいっぱいいる」と、嘆いていました。悲しいけれど現実です。
どうかお金のかかることは注意してくださいね。気を付けてください。

幸い私の場合は、このペチュニアと真冬に窓辺に飛んできた小鳥が息子とのつながりになり、お金は1円もかかっていません。
小さな花と小鳥が、絶望の中の私を力づけ支え続けてくれました。 
もしもこの2つの偶然に出会わなければ・・・・どれほどに辛く、苦しい日々だったことでしょう。(by なすび)
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| スタッフ日記 | 07:59 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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9月のオンライン分かち合いの会9月2日(土)です。

9月のオンライン分かち合いの会も、参加されるどの方にとっても、安心・安全な場になることに配慮し開催いたします。ご参加お待ちしています。
死別後間もない方も、年月が経たれた方も、大切な人を自死で遺された方でしたら、どなたでも参加できます。

同じ体験をした人たちの話に耳を傾けてみたい。
誰かにこの苦しみを聞いてもらいたい。
そんなお気持ちを、安心して話せる、安全な場所がここにあります。

同じ体験をして、同じ苦しみをもち、同じ悲しみを抱きながら、生きている仲間がいます。
亡き人のこと、自分と亡き人のこと、これからの生き方、どんなことでも今あなたが話したいことを、お話しください。
一人一人の思いを受けとめ、支え合う場です。
すぐには変わらないかもしれないけど、何かが動くきっかけになるかもしれません。

開催日時:2023年9月2日(日)午後2:00~午後3:30
開催場所:Zoomのオンライン会議室。
参加希望の方にのみオンライン分かち合いの会当日の9月2日13時ごろに担当者からメールでURL等をお知らせします。
参加条件:大切な方を自死で亡くされた遺族の方に限定します。      
・使用する端末(パソコン・スマートフォン等)に、予めZOOMをダウンロードし、基本的な操作が出来るようにお願いいたします。

参加費:無料
その他:・予約制です。
メールのタイトルに「9月2日のオンライン分かち合いの会参加希望」と記入し、
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折り返し確認のメールをいたします。     
申し込み期限:8月31日(木)午後5時まで。先着順です。
・詳細はホームページでご確認ください。
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| スタッフ日記 | 08:02 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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