自死(自殺)遺族支援のためのNPO法人グリーフケア・サポートプラザ

大切な人を自死(自殺)でなくし ひとり孤独でいる時 望みを絶たれ先が見えない時 いつでもどうぞ 自死遺族支援をしているNPO法人です

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グリーフケア・サポートプラザとは

誰かに聴いてほしい
悲しくて この苦しみが いつまで続くのか不安になる
話したいけれど 外出できない
気持ちを表現できる場がほしい
他の遺族はどうしているか知りたい
周囲の無理解や偏見に悩んでいる

大切な人を自死でなくし ひとり孤独でいるとき
望みを絶たれ先が見えないとき いつでもどうぞ
自死遺族支援をしているNPO法人です

 次回の遺族の会

分かち合いの会:9月17日(日)午後2時~4時30分

茶話会: 10月7日(土)午後2時~4時30分

プラザホープの会:11月12日(日)午後2時~4時30分 
  
場所:本会事務局←クリックすると地図が出ます


 イベント

2016年度 定期講演会(終了しました)

グリーフケア・サポートプラザでは、年一度、定期講演会を開催しています。

日時 : 2016年11月12日(土)14時~16時半
会場 : 東京グランドホテル 蘭の間 (東京都港区芝2-5-2)
講師 : 久保田 永俊 氏 曹洞宗 総合研究センター専任研究員 
                  千葉県中龍寺副住職
テーマ: 「心田を耕す」~悲しみとともに~
参加費: 無料
    ※お申込み制につき、定員(80名)になり次第締め切らせていただきます。

お申込み・お問合せ先:griefcsp@gmail.com  03-5775-3871(FAX)
主催:認定NPO グリーフケア・サポートプラザ 東京都助成事業



 お知らせ

認定NPO法人になったことにより、
当会への皆さまのご寄付につきましては、
税金の控除が受けられるようになりました。
詳しくは「寄付をする」のページをご覧下さい。





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| グリーフケア・サポートプラザ | 23:00 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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自死遺族のための傾聴電話

誰かに このつらい気持ちを安心して話したい 聴いてもらいたい
顔を知られず 名前も伝えなくてよい
外に出る気力がなくても家からでもかけられる
まずはそんな気持ちを お電話でお話されてみませんか

自死遺族の方々の悲嘆を 電話で傾聴し 
その悲しみ 苦しみの 受け皿となります


受付時間  火曜日、木曜日、土曜日  午前10時~午後6時

電話番号  (03)3796-5453


※自死遺族の方に限定します
※スタッフは専門の研修を受けた者です
 研修後も検討会を実施し 研鑚を続けています




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| 自死遺族傾聴電話 | 19:00 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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分かち合いの会(自死遺族の集い)

同じ体験をした人たちの話に耳を傾けてみたい
誰かにこの苦しみを聞いてもらいたい

安心して話せる 安全な場所がここにあります
同じ体験をして 同じ苦しみをもち 同じ悲しみを抱きながら
生きている仲間がいます
自分のことを話さず聞くだけでもいい
今まで言えなかった思いを 思い切り話してもいい
その場に来て お茶を飲んでいるだけでもいい
すぐには変わらないかもしれないけど 何かのきっかけになるかもしれません
毎月第3日曜日の同じ時間 同じ場所で開催されます
同じ体験をした仲間が待っています


開催日  毎月の第3日曜日 午後2時~4時半頃

場所   本会事務局

参加条件 大切な方を自死で亡くされた遺族に限定します
       同じような体験者同士の分かち合いが中心になります

参加費  500円(会員、非会員を問わず)

その他  匿名を希望される方はニックネームでの参加も可能です
      話の内容はその場だけにとめおき 外部に漏れることのないよう
      参加者同士での守秘義務を条件とします
      その他 安心して本音で話し合えるためのいくつかの約束事項を
      大切にしあい 安全で安心できる場をつくっていきます


*参加希望の方は できれば事前に事務局(火曜日と木曜日の午前10時~午後4時)
 までご連絡ください。電話番号:(03)5775-3876
 (当日連絡なしの参加でも大丈夫です)


次回の分かち合いの会は9月17日(日)午後2時~4時半です




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| 自死遺族の集い | 07:43 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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茶話会(自死遺族の集い)

自死遺族の方同士が心おきなくお茶を飲みながら
ほっとするひとときを過ごす場です


開催日  毎月の第1土曜日 午後2時~4時半頃

場所   本会事務局

参加条件 大切な方を自死で亡くされた遺族に限定します
       
参加費 400円(会員、非会員を問わず)

その他  匿名を希望される方はニックネームでの参加も可能です
      話の内容はその場だけにとめおき 外部に漏れることのないよう
      参加者同士での守秘義務を条件とします
      その他 安心して本音で話し合えるためのいくつかの約束事項を
      大切にしあい 安全で安心できる場をつくっていきます


*参加希望の方は できれば事前に事務局(火曜日と木曜日の午前10時~午後4時)
 までご連絡ください。電話番号:(03)5775-3876
 (当日連絡なしの参加でも大丈夫です)


次回の茶話会は10月7日(土)午後2時~4時半です



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| 自死遺族の集い | 09:03 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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プラザホープの会(自死遺族の集い)

再出発に向けて希望を模索しあう自死遺族の集いです


開催日  奇数月の第2日曜日 午後2時~4時半頃

場所   本会事務局←クリックすると地図が出ます

参加条件 大切な方を自死で亡くされた遺族に限定します
       原則として 死別後 少なくとも1年以上経過し 再出発に向けた生き方の模索に関心がある方

       
参加費  500円(会員、非会員を問わず)

次回以降の話し合いテーマはこちらをご覧ください。

*参加希望の方は できれば事前に事務局(火曜日と木曜日の午前10時~午後4時)
 までご連絡ください。電話番号:(03)5775-3876
 (当日連絡なしの参加でも大丈夫です)


次回のプラザホープの会 2017年11月12日(日)午後2時~4時半です
11月は、以下のテーマについて参加者同士で語り合います。
テーマ:「娘を自死で喪い、6年間を振り返って今思うこと」
内容 :あの時、私は苦しみの海の中で溺れかけていました。
    藁をも掴む思いで手にしたもの、それは幸いにも救いにつながるものでした。
    今も苦しみは変わりませんが、心は静けさに満たされています。
    それでも生きている限り、次々と不幸の波は襲ってきます。
    私は波にのまれながらも考えます。
    悲しみには意味があると。
    そう思うと、また立ち上がる事ができます。

以上の内容で、ご遺族がお話くださいます。
そのお話を聴いて、参加者同士で思いを語り合いたいと思います。

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| 自死遺族の集い | 13:41 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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9月の分かち合いの会

同じ体験をした人たちの話に耳を傾けてみたい。
誰かにこの苦しみを聞いてもらいたい。

安心して話せる、安全な場所がここにあります。
同じ体験をして、同じ苦しみをもち、同じ悲しみを抱きながら、生きている仲間がいます。
自分のことを話さず聞くだけでもいい。
今まで言えなかった思いを、思い切り話してもいい。
その場に来て、お茶を飲んでいるだけでもいい。
すぐには変わらないかもしれないけど、何かのきっかけになるかもしれません。
毎月第3日曜日の同じ時間、同じ場所で開催されます。
同じ体験をした仲間が待っています。
2003年から、分かち合いの会をしています。
初めて参加される方にとって、安心、安全の場になりますように、このことに一番配慮しています。

開催日  毎月の第3日曜日 午後2時~4時半頃
9月の分かち合いの会は9月17日(日曜日)です。

場所   本会事務局(ホームページの「アクセス」に地図を掲載しています。ご参照ください)

参加条件 大切な方を自死で亡くされた遺族に限定します。
     同じような体験者同士の分かち合いが中心になります。

参加費  500円(会員、非会員を問わず)

その他  匿名を希望される方はニックネームでの参加も可能です。
     話の内容はその場だけにとめおき、外部に漏れることのないよう、
     参加者同士での守秘義務を条件とします。
     その他、安心して本音で話し合えるためのいくつかの約束事項を
     大切にしあい、安全で安心できる場をつくっていきます
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| スタッフ日記 | 20:24 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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転地療法?!

家にいるとどうしても亡き人のことを思い、「ああしていれば、こうしていたなら」と、今更どうにもならないことを悔やみ、鬱々してしまいがちです。
そんなどうにもならない気持ちをリフレッシュするのに、いくつかのご自分ならではの方法を試されていることでしょう。
その中の一つに、一人旅を始めた方が何人かおられます。

先日の茶話会ではそのような体験談を伺いました。
「それってもしかすると転地療法かもしれない!」との、発言になるほどと合点しました。
どうかすると病気になるかもしれない程ずたずたに痛んでいる心と体。
場所を替える、そのことが変化を与えることもあるのですね。

旅行という非日常の中で、自死遺族ではない自分として過ごす数日間が、生きる力を少しでも増すのなら、それは確かに転地療法かしれないと思いました。

長い旅は無理でもせめて一日でも、半日でも自分のためだけの穏やかな心のウサを忘れる時間を作りたい。少しゆっくり過ごして好きなことをする、そんなプチ贅沢を自分にプレゼントしたいと思いました。

大事な人との別れを体験し、あれから随分と頑張って生きてきたと思うのです。そんな自分の頑張りを一番知っているのは自分。だから時には気分を変える「転地療法」もいいですね。あなたはどんなことをご自分にプレゼントされますか?
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| スタッフ日記 | 07:41 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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「自責は悪いこと?」について、語り、聴き合う集いをいたします

プラザホープの会(自死遺族の集い)のご案内

プラザホープの会は 再出発に向けて希望を模索しあう自死遺族の集いです。

開催日 奇数月の第2日曜日 午後2時~4時半

場所    本会事務局(ホームページの地図を参照)

参加条件 大切な方を自死で亡くされた遺族に限定します。
原則として、死別後、少なくとも1年以上経過し、再出発に向けた生き方の模索に関心がある方。

参加費  500円(会員、非会員問わず)

次回の話し合いテーマ
【2017年9月10日(日) 14:00~16:30】

9月は、以下のテーマについて参加者同士で語り合います。
テーマ:「自責は悪いこと?--自責感との関わり方を巡って--」
大切な人に自ら命を絶たれた後は、なぜサインに気づかなかった、気づいていたのになぜ支えられなかった・・・
など、さまざまな後悔の念が湧き、自らを責める思いを長く抱えている方が多いと思われます。
死別後どのように罪責感と向き合い、関わっているか。
参加者同士、率直に語り合いたいと思います。
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| スタッフ日記 | 21:09 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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世界自殺予防デーの傾聴電話

特別週間の傾聴電話
9月10日は世界自殺予防デー。WHOでは毎年 9月10日を世界自殺予防デーWorld Suicide Prevention Dayとして国際自殺予防学会IASPと共同して自殺予防への啓発活動が行われます。
日本でも、10日の前後に国や各地の行政で多くの自殺予防に関するイベントが展開されます。

東京都の要請により、私たち認定NPOグリーフケア・サポートプラザでも、大切な方を亡くされて、辛い日々を過ごされている自死遺族の方のための傾聴電話を普段の火曜・木曜・土曜の10時~18時以外に下記の日程で特別にいたします。どうぞご利用ください。

特別相談週間につき、
9月5日(火)~9月8日(金)10時~22時   (普段はしていない、水曜日、金曜日もこの間は、しています。)
電話番号:(03)3796-5453
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| スタッフ日記 | 06:28 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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今週の土曜日

今度の土曜日9月2日の午後2時から、茶話会があります。
茶話会は、自死遺族の方同士が心おきなくお茶を飲みながら
ほっとするひとときを過ごす場です。

どのような気持ちで過ごしているのか、最近こんな体験をしてリフレッシュ出来たなど、その時に話したいことを自由に気負わずに語り合っています。

開催日  毎月の第1土曜日 午後2時~4時半頃

場所   本会事務局(ホームぺージの「アクセス」に地図が掲載されていますのでご参照ください)

参加条件 大切な方を自死で亡くされた遺族に限定します
       
参加費 400円(会員、非会員を問わず)

その他  匿名を希望される方はニックネームでの参加も可能です
      話の内容はその場だけにとめおき 外部に漏れることのないよう
      参加者同士での守秘義務を条件とします
      その他 安心して本音で話し合えるためのいくつかの約束事項を
      大切にしあい 安全で安心できる場をつくっていきます
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| スタッフ日記 | 21:15 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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どんな時間も大切な時間

かけがえのない人が自ら命を絶った後の日々を振り返ると、どんな時間も生きなおしの為の時間でした。
「境遇は選べないけれど、その後の生き方は自分で選べる」とシスター渡辺が語っておられましたが、背負いきれない重荷に押しつぶされている状況から、重荷を少しずつ自分流の工夫で減らし、主体的に生きて行くようになるまで、年月が変えてくれるものは確かにあるような気がします。

シスター渡辺は2・26事件で御父上を目の前で殺害され、その衝撃がその後の人生に大きく影響したとのことです。神に仕えるシスターになられても、軍人を心から許すことができたのは50年後だったとか。
12歳の一人息子を自死で亡くした高史明氏の夫人は、30年経ってやっと亡き子のことを穏やかに思い出すようになり、息子さんと同じ年ごろの人の幸せを心から喜べるようになったと語ってくださいました。その間夫人は悲しみに沈んでいただけではなく、生きることに苦労する若い方を支援する活動を続けておられたのです。日常的には普通の人以上に活発に過ごしていても、その心の内には消し難い痛みがあったことを率直に語ってくださいました。
私が苦しんでいてもおかしいことではないんだと講演を聞いていて安心しました。

大事な人、かけがえのない人を辛い状況で亡くしたのです。乗り越えるには時間がかかり、だれにとっても難しいこと。誤魔化し誤魔化し生きている、それが苦しみの中で生きて行く知恵なのかなとも思います。

苦しみも、悲しみも、自責感も、怒りも、惨めさも、孤独感も、虚しさも、すさんでしまった気持ちでさえも、どんな時間も再び自分らしく生きて行くには大事だったと思うのは、過ぎたからこそ、言える言葉かもしれません。
来し方を振り返れば、伏せていても、泣いていても、無我夢中でがむしゃらに踏ん張った日々も、どれもその時にはそれしか出来なかったのです。

それでも、いつか何とかなってはくる、落ち着いてはくる。
とき薬とひと薬、自分への許しと信頼感を取り戻せれば。

いつかは何とかなるとしても、それなりの年月が必要なのでは、今苦しんでいる人には大変なこと。シンドイですね。
遠くに旅立たれた人はそれほどに大事な人だったのです。
そんな人に出会い、そんな人と時間を共有していた幸せも持っているんだとは思えないでしょうか?。
同じことを今とは違う角度から眺めてみる、視点を変えることが出来れば、少しだけ楽になるかもしれません。
でも自然にそうなったのではなく、人のすすめて無理無理するのはかえって辛いです。
まずは今の自分で良いんだ、この状況で仕方ないんだと開き直ることでしょうか。
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| スタッフ日記 | 07:17 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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魔法の力を借りなくても・・・・

今朝のテレビで、アニメ監督の米林宏昌さんが最新作「メアリと魔女の花」について語っておられました。
監督は20年在籍した「スタジオジブリ」と「宮崎駿」をこよなく愛し、この2つの大きな魔法の中で守られていた。しかしジブリから独立した今は、これを乗り越えなければとの思いもあり、魔法の力をなくしても闘う勇気を失わなかった主人公メアリにご自身を重ねているとのことでした。

「魔法の力を借りなくても、自分の中にある力を使って生きていく・・」、これは今を生きることを願う監督の決意なのでしょう。私にとっても今の自分を振り返った印象的な言葉でした。

大事な人を自死で亡くした苦しい日々、私を支えてくれたのは人生の師や本から得た言葉であったり、友人のさりげない支えや自死遺族の人たちとの出会いでした。
しかし米林監督の言葉から気づいたのですが、当初一番大きな支えだったのは姿は見えなくなったけれど、亡き人との特別なつながりがあるんだとの魔法を自分にかけていたことだったような気がします。

死別直後の激しい慟哭の3年間、1年に一度真冬の2月にベランダを訪れる「メジロ」に亡き人を重ねていました。
最初の年にベランダに飛んできたメジロはやっと飛べるようになったばかりの子どもでした。ベランダの手すりで一休みし親鳥(?)の後を追いかける姿にこれから先、無事に生きていけるのだろうかと心配で胸が張り裂けそうでした。あの子を亡くして1年たたない頃のことです。か弱く儚げな子どものメジロの姿に亡き子が重なって見えました。

その1年後、再びベランダを訪れたメジロは落ち着いた様子でベランダのプランターの土をつつき、しばらく遊んで飛んでいきました。
「母さん僕は元気だよ」そんな風にあの子が語りかけているような気持ちになり、その日私は幸せでした。

そのまた1年後、メジロはやってきました。ベランダを眺めている私の目の前、距離は10㎝もありませんでした。ガラス窓を挟んで目と目とが合ってしばらく見つめ合う。どうしてこんなに近づいて私を見つめるの?と、驚きのあまり心臓は高鳴り、震えが止まりませんでした。家人がやってくるその直前にメジロは遠くに飛んでいきました。あのメジロは亡き子に違いないと思う一方、亡き子ではなくても、彼の想いをメジロが伝えにきたに違いないと感じました。
苦しみのあまり縮んでいた背筋がスッと伸びるような厳粛で爽やかで暖かな不思議な気持ちになり、辛くても生きていこうと思いました。あの子は私が生きていくことを願っている、後を追ってはならないのだ、それを確信した瞬間でした。

メジロは果たして本当に飛んできていたのか。それとも生と死の狭間に漂よっていたあの頃の私が見た幻だったのか。年に一度のメジロとの出会いをじっと待つ、それが私の生きる支えになっていたことは事実です。
4度目のメジロとの再会はありませんでしたが、これで良いのだと思いました。辛くても、納得はできなくても、あの子の死を私なりに受けとめたのです。

真っ暗闇の世界にいるからこそ、針の先ほどの小さな灯りを見つけて、何とか苦しい日々を凌いでいたのだと思います。
生きがいを見失った苦しみ、スピリチュアル ペインを何が支えてくれるのか。
人により異なるのだとは思いますが・・・。私は自分を奮い立たす魔法(亡き人とのつながり)を探し続けて生きていたんだと気づきました。

メジロを見ても苦しかった1年目、メジロを見たことでほっとした2年目、メジロを見たことに特別の意味があると感じた3年目。
その当時はずっととどまっているように感じていたあの頃の苦しみ。
振り返ってみれば、グリーフは必ず変化していくことをしみじみと感じた朝でした。
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| スタッフ日記 | 01:03 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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傾聴電話で寄り添うとは?

自死でかけがえのない人を亡くした方の悲しみの受け皿になること。
それが、グリーフケア・サポートプラザの傾聴電話の目的です。

私たちの電話の特徴は法律や経済などの事柄の相談ではなく辛い気持ちを傾聴することです。
悲しみ、怒り、不安、絶望感。
何処にも言えない思いをそっと語ることができる安心・安全の場です。

寄り添うとは、「その方のすべてを丸ごと受け止めること」と捉え、
教えたり、諭したりなどはいたしません。
アドバイスも極力控えます。
その方の人生に起きた大きな出来事を、他人が簡単にアドバイスできるとは思えないのです。
貴方の傍らで同じ方向を見つめ、しばらくの時間ともに過ごすことが出来ればと思っています。

電話をかけてこられた方が先生。
お話しをゆっくり伺うなかで、感情が落ち着き、ご自身でこの深い心の痛みを整理し、ご自分なりの大切な人生を生きていかれる。そのあと押しを「傾聴すること」「寄り添うこと」で、お手伝いできればと願っています。
何よりも大切にしているのは守秘義務です。

どうぞ安心していつでも、必要な時にお電話くださいね。
年間2000件ほど、自死遺族の方からのお電話を受けている認定NPOです。
2004年から活動を始め、13年になります。

毎週火曜・木曜・土曜の10時から18時まで。
TEL:03-3796-5453
自死遺族支援のための
NPO法人 グリーフケア・サポートプラザ
〒107-0052 東京都港区赤坂9-2-6カルム第2赤坂103
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| スタッフ日記 | 17:41 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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生きている不思議 死んでいく不思議

大事な人を亡くした哀しみの中「千と千尋の神隠し」をビデオで見ているとある方から聴き、十余年前の自分の心に再会したような気持ちになりました。

「生きている不思議 死んでいく不思議」をかみ締めて生きていた頃。
当時の自分の心情とはかけ離れて聞こえた『こなごなに砕かれた 鏡の上にも 新しい景色が映される』の歌詞。
失ったものの大きさに圧倒され、新たな景色が再び生まれるなどとは想像できず、考えたくもなかった。
今もまだ、新しい景色の中に砕け散ったかけらも重ねてみえます。
それでも、あの頃のような空虚感とは少し違うのです。

亡き人の苦しみ、遺された者の絶望しか認識できなかったあの当時に比べて、
今は『輝くものは いつもここに、 わたしのなかに 見つけられた』様な感覚になることがあるのです。亡き人の笑顔、懐かしい日々。以前はそのことすら苦しかったのですが・・。

今苦しんでいる貴方、どうかしばらくの時間をあなた自身にあげてくださいね。
今の気持ちはいつか少しずつ変わっていくことを信じています。もしかして、想像以上に時間はかかるかもしれません。
でも、亡き人への愛しさと伴に生きていこうと思える時が訪れる。どうかその日まで何とか、踏ん張ってくださいね。

亡き人はすべての苦しみから解放されたのだとの思いが救いになっていることもあります。
それでもあの人が突然命を絶ったその事実は事実。
全てを消しさることはできないけれど
喪失の痛みを味わったからこそ、見える景色もあります。いつかそんな新たな景色が鏡に映し出されるのではと思うのです。

千と千尋の神隠し 「いつも何度でも」は、今の貴方の気持ちとは少々かけ離れた歌詞かもしれませんが・・・・・。
https://www.youtube.com/watch?v=9O4SMw_8Om0

『呼んでいる胸のどこか奥で いつも心踊る夢をみたい
かなしみは数えきれないけれど その向こうできっとあなたに会える

繰り返すあやまちそのたびひとは ただ青い空の青さを知る
果てしなく道は続いて見えるけれど この両手は光を抱ける
さよならの時の静かな胸 ゼロになるからだが耳をすませる

生きている不思議 死んでいく不思議
花も風も街も みな同じ

呼んでいる 胸のどこか奥で  いつも何度でも 夢を描こう
かなしみの数を 言い尽すより  同じくちびるで そっとうたおう

 閉じていく想い出の そのなかにいつも  忘れたくない ささやきを聞く
 こなごなに砕かれた 鏡の上にも  新しい景色が 映される

はじまりの朝の 静かな窓  ゼロになるからだ みたされてゆけ

海の彼方には もう探さない
輝くものは いつもここに わたしのなかに 見つけられたから 』
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| スタッフ日記 | 15:26 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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私が今も生きているのは

茶話会に参加されている方から借りた「カラフル・森絵都著・文春文庫」を読み終わったあと、最終頁で2007年9月に1版が出されたことを知りました。
息子を亡くしたのが2006年。
この本が世に出た頃は衝撃的な現実を受け止めることが出来ず、苦しくて苦しくて、どうにもならない時を過ごしていました。あのころの感情がふっと蘇ります。ただあの頃のような激しさではないのです。

自死した少年が生き返るストーリーのこの小説を読んで、一番最初に思ったのは、あの頃に読んだらどんな気持ちになったのだろうとの思い。
辛すぎたかもしれません。息子はこの少年のように生き返ることは出来なかったので・・・。
それでも、長い年月を経た今では、旅立ってしまったことの要因の一つに、あるいはこんなことも人によってはあるのかなあとも思えます。家族や周りの人は相手を思っていて決して見捨てているわけではない。でもその思いがストレートに届かずに少しずつずれ、死を意識する人には孤立感が漂う。

「なぜに」「どうして」あの人が逝ってしまったのか。
誰にもはっきりした理由はわかりませんが、いくつかの想像はできます。

繊細で、我慢強く、しかも自尊心の強い君だったから、いっぱいいっぱいため込んでいたことがあったのかもしれない。ふっと消えたくなった・・・そうなの?君。
その重荷、少しでも、共に背負わせて欲しかった。そして今も生きていてくれたら・・・・。
あの日に限り君は一言も言わず、ふっと消えてしまった・・・。

それは出来ないことだったんだね。
君の最後の行動はそのまま受け止めていきたいと今は思っています。
わからないことは、わからないまま。
それでも時に、残念さと悔いを感じるのは、君への尽きぬ思いであり、祈り、供養でもあるとこの頃は思ってもいます。
年月を経てもなお感じる心の痛みは必ずしも排除するものでもなく、どれほど深く亡き人を思っていたことかを思い出す確認作業でもあるのです。私の場合は。
ちょっと辛いけれど、でも愛しさも伴う大切なことなのです。
私が今も生きているのは君を思い続けるためなのかもしれない。
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