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自死(自殺)遺族支援のための認定NPO法人グリーフケア・サポートプラザ

大切な人を自死(自殺)でなくし ひとり孤独でいる時 望みを絶たれ先が見えない時 いつでもどうぞ 自死遺族支援をしているNPO法人です

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もう一度

こんにちは、れもんです。皆さんいかがお過ごしでしょうか。春になったと思いきや、天候も定まりませんが、花曇りという言葉にもあるとおり、そもそも春とは物事が不安定なものなのでしょう。

3月は夫が逝った命日月で、3月が近づくにつれ、憂鬱になったり、落ち着かなくなります。夫が亡くなったのは、私の誕生日の2日前。その前後は実家に帰省していますが、夫が亡くなって以降、3月に実家で過ごすと、夫に対する実家の家族との気持ちのズレを年追うごとに感じるようになり、余計気を遣って、かえって疲れてしまう自分がいます。だから、自分の感情を麻痺させてしまうのか、実家から帰ってくると、春の不安定さもあいまって、しばらくぼーっとしてしまいます。

それでも、実家から帰り、命日を過ぎてから、少しずつ自分の心の中で今年なりの整理が行われているようで、夫と過ごしていたときとは異なるものを求めている自分に気づいたりします。

夫が亡くなった直後は、生まれ変わったら、またもう一度彼との人生をやり直したいと思っていましたが、そんな気持ちも日を追うごとに薄れていきました。当初は、そう思おうと必死な自分がいて、本当にそうなのかと言えば、罪責感から無理してたのかな、というのが、正直なところです。

結婚以降の夫との生活を思い返し、彼の周囲の状況も含めて、それを受け入れられなかった自分の未熟さを責めていたのですが、むしろ未熟だった自分を受け入れようと思いました。
自分はそういう人間だったのだからと。

そうすると、不思議なもので、もちろん自分も未熟だったかもしれないけど、そこまで聖人になれるのかと言えば、やっぱり無理だよねとか、こういうとこ気をつけたほうがいいなとか、少しだけ荷が下りたような気がしました。

最近、もう一度彼とやり直したいなとふと思った自分に、びっくりしています。

寒暖の差が厳しいですが、どうか皆さま、お体を大切にしてお過ごしくださいね。

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| スタッフ日記 | 01:13 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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「きょういく」と「きょうよう」

「今日行くところがある」と「今日用事がある」ということだそうです。
特に高齢者にとって日常生活の大事な二つのポイント…と紹介されていました。
自分の老化を自覚しつつ、また既に遺族として過ごしている日々を考えた時、
「本当にそうだな」としみじみと感じました。

ある程度の時間が経過した今は、「何もしないでいること」はよろしくないとハッキリと分かります。
「何もしないでいる」と悲しみやさびしさ虚しさが、たやすく入り込んでくるのです。
どうやってこの時間を埋めようか?…これがなかなか難しいのです。
明日は何をする。どこに行く。毎日スマホのリマインダーに書き込むのが習慣になりました。
いわゆるTO DOリストです。
何かしらをひねり出して1行2行の日も多いのですが、珍しく7、8行になってしまいやり残すこともあったりします。
やり残した分はずっと画面に残ります。

「断捨離」の1行がもう1年近くそのままです。
遺品だけでなく家じゅうのあらゆる物を整理して、必要最低限だけ残し処分したいのですが、なかなか実行に移せずにいます。
遺されたものを一つ手に取れば、一つ心に傷がつく…そんな感覚さえあります。
いつ取り掛かれるのでしょうか?見て見ぬふりをしている宿題のようです。
そういう自分を持て余してもいますが、やはり手を付けられない気持ちも大切にしようと思っているのです。
そんなにつらい作業は無理してすることではありません。出来る時に出来る分だけ…という事にします。

さて、明日は何をしようか?
なるべく楽しい予定を書き込みたいものです。 byパンジー

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| スタッフ日記 | 07:08 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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ソメイヨシノ

桜

「「ソメイヨシノ(染井吉野)の花が散り始め、ピンクの雪が積もったようだ。
咲き始め>満開>散りゆく桜吹雪と、全てが美しく、日本人の心に沁みる花だ。桜と言えばこのソメイヨシノの花を指すほどだ。
江戸末期、東京都豊島区駒込にあった染井村の植木職人が、エドヒガンとオオシマザクラを交配して、有名だった和歌山の吉野の桜にちなんで「染井の吉野桜」として全国に広まった。
交配種のため接木、挿木でしか増えず、全国のソメイヨシノは、染井村の1本ソメイヨシノのクローンとなっている。
葉が出る前に満開になり、花の量が多く、咲き初めから時間が経つにつれて花の中心が色づく様が非常に美しい。
自分たちの運命を知ることができない私たちは、「来年の桜は見ることができるかな。」と、言うことがあるが、長い冬を抜けて、今年の桜を見られたことを祝うべきだと思う。」by ヒソプ
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| スタッフ日記 | 01:55 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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オンライン茶話会

4月の茶話会はズーム(ZOOM)アプリを使用して、オンラインで実施します。
お好きな飲み物をいただきながら、心置きなくお話しできる時間になりますように。

開催日時:2021年4月3日(土)午後2時~3時30分
開催場所:ウェブ上のオンライン会議室
参加条件:大切な方を自死で亡くされた遺族の方に限定します。
     ・使用する端末(パソコン・スマートフォン等)に、予めZOOMアプリをダウンロードして、ご参加ください。
参加費:無料

その他:・予約制(6名くらい)です。メールのタイトルに「オンライン茶話会参加希望」と記入し、認定NPOグリーフケア・サポートプラザの事務局までメールでお申込みください。
事務局のメールアドレスはgrief.care.sp@luck.ocn.ne.jp
折り返し確認のメールをいたします。
    
・申し込み期限:4月1日(木)午後5時まで。
詳細はホームページでご確認ください。

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| スタッフ日記 | 06:42 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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姿が見えない

私の部屋の奥に敷いた布団の上でここ3か月ほどいつも寝ていた猫。肺に転移した無数の癌が大きくなり、呼吸するのがやっとでした。
病気が判明しておよそ1年。出来るだけの手を尽くしましたが、骨肉腫に蝕まれた体に奇跡は起きませんでした。
猫は最後まで自分でトイレに行くといいますが、亡くなる3時間前まで餌をねだり、トイレにも入りました。
急変し、後ろ足が動かなくなっても、何とか起きようと必死で試み、力尽きて悲しい声で鳴いた4時間後、亡き子と同じ世界に旅立ちました。

もういないことは分かっているのに、ついつい部屋の奥をみてしまいます。
そしてそこに横たわりながらも、じっと私を見つめていた猫の姿がないことに、不思議な感覚になります。
「もういないんだ」とその度自分に言い聞かせ、寂しさを噛みしめます。

同じことは息子を亡くした時にもありました。
彼の部屋の前を通るとき、どうしても部屋をのぞいて姿を探す癖が何年も抜けませんでした。
死の事実はわかっていても、心の中で受け入れるまでには、時間がかかります。
何回も何回も、もういないことを確認しその度に寂しさを味わい、そしていつの日か、いない事実を受け入れていくしかないのでしょう。

あの子を亡くした時ほどの衝撃ではないのは、1年前から、いつか別れの時がくることを覚悟してきたからでしょうか。それでも、寂しさが減少するわけではないのです。
何回経験しても、永久の別れに慣れることはありません。
死はいきもの全てに必ず訪れる厳しい現実。
遺された者は胸を食む喪失感に耐えるしかない。
満開の桜も、こころなしか、悲しみ色を帯びているように見えます。(by なすび)

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