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自死(自殺)遺族支援のための認定NPO法人グリーフケア・サポートプラザ

大切な人を自死(自殺)でなくし ひとり孤独でいる時 望みを絶たれ先が見えない時 いつでもどうぞ 自死遺族支援をしているNPO法人です

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朝の分かち合い

Hさんは6月に、私は5月に息子を亡くしました。
分かち合いの会は「密」を避けるためにこのところ、ずっと休止。
「こんな時こそ開いてほしい」。そんな切実な声も聞こえてきます。

そこで、
緊急事態宣言が解除された日の朝、「二人だけの分かち合い」をしました。
早朝から開いているフルーツパーラーで、Hさんはサンドイッチ、私は昔懐かしいフルーツポンチをいただきながらの分かち合い。
朝早いので、お客さんもまばら。食べるとき以外はマスクをして、向き合わずにはす向かい。
風が吹き抜ける広々とした店内で、亡き子のこと、死別前後の「あの頃」の自分のこと、今現在の思い等を存分に語りあいました。
芯のある生き方をしながらも、息子さんへの思いが溢れ出るHさんの言葉に、聴いている私まで癒されていきます。

死別して共に10年以上。
日常は死別前と変わらないほどにごく普通に過ごし、笑ったり、暮らしを楽しんだりは出来ています。
それでも
亡き子への思いは、死別直後と変わることなく切なく、無念さが募る。
世俗を超えて純粋に愛おしく思える分だけ、亡き人は一層に大きくて確かな存在になっている。

爽やかな朝の分かち合い。
ともに苦しみ、ともに生きる努力をしている仲間の存在。
頑張って生きていこうと、自分を励ます朝になりました。(by なすび)

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| スタッフ日記 | 17:40 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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お待たせしました

皆様いかがお過ごしでしょうか。コロナ疲れになっておられませんか。
緊急事態宣言が本日解除になりましたので、傾聴電話を6月から再開いたします。
長い間、お休みして申し訳ありませんでした。

最後に電話をお受けしたのは4月9日。
2か月近く傾聴電話は休止していました。
まずは短縮時間で週1回だけ6月から再開します。
毎週木曜日 12時から16時まで。
再開の初日は6月4日(木)です。

アドバイス、説得、議論などはしないで、電話を下さるかたのお気持ちに寄り添う、
それがグリーフケア・サポートプラザの「傾聴電話」で大事にしていることです。
お電話を、お待ちしています。
                   傾聴電話:03-3796-5453

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| スタッフ日記 | 02:58 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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小さいけれど暖かくて大きないのち

5年前のGWの初め、明後日帰ると返事があったのにあの子は帰ってきませんでした。

その少し前、12歳を過ぎた愛犬そっくすに癌が見つかったことは知らせましたが、
検査やセカンドオピニオンの結果、短期間の延命にしかならない治療はしないと決めたことは、獣医の書いた図を見せながら話すつもりで伝えていませんでした。

あの日から、なぜ、を際限なく繰り返し、私がペットロスにならないよう自分が先に逝ってしまったのだろうか、とあり得ないことを考えたりしました。

毎日泣いて過ごしていても、そっくすは朝晩の散歩を待っています。
だんだん歩くのも辛そうになり、車で公園まで連れて行くと、お友達わんこに会えば嬉しそうに跳ね歩きます。
事情を知らない飼い主とは、何事もなかったかのように言葉を交わしました。

留守番させるのも心配で、あの子の家の片付けにも連れていきました。
狭い玄関先でホコリの舞う中、息も荒く伏せしたままずっと待っていました。

食いしん坊だったのに食べなくなり、一口でも食べてほしくて毎日ペットフードを探し回り、馬肉がいいと聞けば買いに走り、ペット用の酸素ルームをレンタルして・・・
悲嘆にくれるなかでも、ほんの少しでも食べたり酸素ルームで楽に過ごす様子を見れば、喜びを感じることができました。

食べなくなったら1週間と聞いていましたが、水以外口にしなくなって2週間近くたち、四十九日の法要の日になりました。
朝からもう立っていることすらできませんでしたが、身内だけとはいえお寺や精進落としの席に
連れて行くわけに行かず、玄関で横になっているそっくすに、「待っててね」と声をかけ出かけました。

やっと家に帰り着き、半ば諦めながらドアを開けると、朝と同じ姿で待っていてくれました。
その日の夜、納骨の悲しみと疲れで横になっている私のそばで、そっくすの最期が訪れました。

後日報告に行くと、我が家の事情の知らない獣医は、あれだけ状態が悪かったのに水だけでそこまで頑張っていた事に驚き、「本人の生きようとする気持ちが強かったのだと思います」とおっしゃいました。

悲しみと混乱の中なんとか過ごせたのは、頑張ってくれたそっくすのおかげです。
あの世があるのか信じ切れない私ですが、そっくすはあの子のところにまっすぐ向かい、今も一緒にいると思っています。
病状を知らないままだったあの子は、「あれ、そっくすもう来たの?」と驚きながらも癒やされているはず。

そう思えることがかすかな慰めでした。(by 茴香(フェンネル))

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| スタッフ日記 | 19:39 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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兆し

皆さん、いかがお過ごしでしょうか。れもんです。

からっとしたお天気がこのところ続いていますね。長く思えた日々にも、少しずつ変化の兆しが見え始めてきました。ただ、これからの生活は、ウィルスと
いかに共生しながら過ごしていくかということに重点が置かれるようになりました。広い視野から見れば、ウィルスもひとつの生命であり、自然の摂理においては、人間だけにその生命を特化できません。やはり、うまくお互いの領域を守りながら、共生していくしかないのだと思います。

彼が亡くなって10年目の初夏を迎えます。亡くなった当時、この季節はちょうど49日を迎えていた頃でしょうか。亡くなって1年目は懸命に気を張って日々を過ごしていました。当時は、気を張っていたという自覚はなかったのですが、今思うと、普通に何かをするだけでも、気を張らなければいけない状態だったと思います。

2年目のこの時期、その反動がきたのか、ひんぱんに眩暈を起こすようになりました。いつもは効く頭痛薬を飲んでも収まらない。しばらく横になっても眩暈がする。眩暈はいつ起こるかわからず、一度遠出をしたときに襲われ、帰宅するのが本当に大変で、外出すらためらわれるようになりました。

病院でCTやMRI検査までしてもらったけれども、脳にも中耳にも異常がありませんでした。結局、神経内科に回され、無理をしすぎたのでしょう、とのこと。何か自分に課すようなことをしてませんか?そういうことはすべてやめて、自分を解放してあげましょうよ、と若い歯切れのよい女医さんから忠告されました。彼の死に責任を感じていた私は、自分を酷使していたことに、言われて初めて気づきました。体の異変は、無理をしているというサインだと思います。でも、それは決して悪くなっているのではなく、よくなりつつある兆しだと思うのです。

時間が過ぎると罪責感に苦しむ回数はかなり減ってきます。ただ、それでも時折、自分のいたらなさを痛感する。先日、仏壇の前で手を合わせならが、そういう思いがふとよぎったとき、思わず、「重たいよ」という彼の声が聞こえてきました。私が抱く罪責感は、彼にとっても重たいものなのだと、初めて実感しました。私のいたらなさは私自身の問題。それをもうこんなに年数が経ってまで、自分にもってこないでよ、と彼が言っているような気がしました。

皆さま、少しでもご自分をいたわられますよう。
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| スタッフ日記 | 05:56 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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ひきこもりのなかで・・・

こんにちは。れんこんです。
家にこもって生きるのにも慣れてきました。
整理をして過ごしてられる方も多いでしょう。
私もこの機会にと思って、昔の手紙をだしてきました。
亡くなって20年になる夫の遺品の中に、夫の両親が学生の彼に
送金の際書いた手紙が数通あったりして・・・・・
始めて出会う舅のさりげない息子への気持ちを感じました。

分かち合いに参加された方たちから頂いたお手紙もあります。
細やかな心、哀しみが込められたお手紙を読みながら、お姿を思い出し
胸がいっぱいになりました。
その時お返事はしてましたが、今どうしておられるかとお便りを書きたい
想いに駆られました。10年以上経ってお心をかき乱してはいけないと
思いとどまりましたが、きっと逝かれた方たちと今も歩んでおられましょう。
神様のお守りと慰めを祈らずにはおれません。

脚を弱らせないため、かもが遊ぶ川に沿って歩くのが今の私の楽しみです。
頬を撫でる風を楽しみながら、今までに出会った方がたとの心の触れ合いを
切なく思い出しています。
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