2015年度
自死遺族のための傾聴電話&分かち合いの会
ボランティア研修生の募集
私どもグリーフケア・サポートプラザでは「身近な人を自死で失った遺族の方」のグリーフケア(悲嘆援助)を目的とした、分かち合いの会を2003年11月、傾聴電話を2004年11月から行っていますが、この仕事を継続的に行うためにはボランティア・スタッフの確保が必要です。
このために私たちグリーフケア・サポートプラザでは傾聴電話と分かち合いの会のボランディアに必要な専門的な知識・技術などを習得するための研修をおこなっておりますが、この度その研修生を下記の通り募集します。
皆様のご応募をお待ちしております。
【傾聴電話の目的】
電話により「自死者の遺族」の辛い思いを聴くことで、遺族の方の悲しみの受け皿となる。
【分かち合いの会の目的】
自死遺族の悲嘆を当事者同士によるグループのなかで、ともに安心して語り合い、辛い気持ちを分かち合っていく安全な場とする。
【研修対象者】
グリーフケア・サポートプラザで「傾聴電話ボランティア」もしくは「分かち合いの会」スタッフを希望する方。ご本人が遺族当事者か否かは問わない。ただし、心身共に健康な成人であること。
【研修プログラムの概要】
①内容
グリーフ(特に自死にともなう)と傾聴電話、分かち合いの会に関する基礎知識の学習及びロールプレイによる実践的訓練。なお、基礎知識の学習も講義形式だけではなく、研修者自身も参加し、各自が課題を解決することにより学ぶ。
課題の例
*愛する人の「自死」
あなたにとって自死とは・・・・喪失と悲嘆
*自死遺族の悲嘆の特徴とは・・・罪責感など
*聴くということ・・・・共感と受容
*あなたは黙っていられますか・・・・沈黙の意味
*危機介入ということ
*分かち合うことの意味
②傾聴電話コースの時間割
グリーフ(特に自死にともなう)に関する基礎知識 4時間
傾聴電話に関する基礎知識 4時間
ロールプレイによる実践的訓練 12時間
合計 20時間 他に実習10時間程度
③分かち合いの会コースの時間割
グリーフ(特に自死にともなう)に関する基礎知識 6時間
グループによる悲嘆の分かち合いの基礎知識 6時間
ロールプレイ等による実践的訓練 8時間
合計 20時間
④傾聴電話コースの研修日程
イ 集合研修 毎木曜日 午後6時30分~8時30分(2時間)
2015年 5月14日 5月21日 5月28日 6月4日 6月11日 6月18日 6月25日 7月2日 7月9日 7月16日
ロ 実習 6月18日~7月16日の間 5回(1回2時間)10時間実施予定
⑤分かち合いの会コースの日程 ※第1回と2回は傾聴電話コースと合同
5月14日 5月21日 5月28日 6月4日 6月11日 6月18日 6月25日 7月2日 7月9日 7月16日
⑥ 研修担当講師
加藤勇三:グリーフケア・サポートプラザ理事長
北千住旭クリニック 心理カウンセラー
東京自殺防止センター理事 前所長
藤井忠幸:グリーフケア・サポートプラザ副理事長
自死遺族ケア団体全国ネット代表
内閣府自死遺族支援検討委員会委員
⑦研修会場 グリーフケア・サポートプラザ事務所
⑧参加費用: グリーフケア・サポートプラザ会員:25,000円 会員以外:30,000円
⑨定員: 各8名(定員になり次第締め切らせて頂きます)
⑩申し込み・お問い合わせは下記メールアドレスまで
grief.care.sp@luck.ocn.ne.jp
締め切り 2015年4月30日(木)主催 NPO法人グリーフケア・サポートプラザ
後援 自死遺族ケア団体全国ネット
住所:〒107-0052 東京都港区赤坂9-2-6 カルム第2赤坂103
電話:03-5775-3876 FAX 03-5775-3871
メール:grief.care.sp@luck.ocn.ne.jp
NPO法人グリーフケア・サポートプラザ 公式ウェブサイト
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