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自死(自殺)遺族支援のための認定NPO法人グリーフケア・サポートプラザ

大切な人を自死(自殺)でなくし ひとり孤独でいる時 望みを絶たれ先が見えない時 いつでもどうぞ 自死遺族支援をしているNPO法人です

2018年01月 | ARCHIVE-SELECT | 2018年03月

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傷口に包帯を巻く

どうにもならない程、自分を責めて生きる希望をなくしていた頃に、であった言葉があります。

幼いころに、2・26事件で父上を目の前で殺された心の痛みを長く抱えておられたシスター渡辺の言葉です。
成人しシスターとして若くして大学学長になられましたが、気苦労の中でうつ病を発症し、いのちを絶ちたいほどの苦しみの日々を過ごされた体験をお持ちです。

『弱い自分をしっかり受け止め、傷つき、血まみれになっている自分の心に優しく包帯をまいてやることができる私でありたい。(渡辺和子)』 

かけがえのない子を自死でなくした私はそれまで、大事な人のいのちを救え得なかった自分を責め続け、傷口になお塩をすりこむような自虐的な日々を過ごしていたのです。
が、傷ついた自分を一番に労わらなければいけないのは自分であることに、気づきました。
自分を大事にすることが、亡き人を大事にすることにもつながることにも気づいたのです。

少しだけ息をすることがらくになりました。

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| スタッフ日記 | 02:43 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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目には見えないけれど

大切な人を自死で亡くすことが、これほどまでに辛いとは、体験するまでは想像できないことでした。
どうして、助けることが出来なかったのか。
自分への怒りが強く、身の置き所がありませんでした。
身も心もずたずたになり、生きて行く気力も失せていました。

愛していればいるほど、つながりが深ければ深いほど、悲しみは深い。
もう会えないなんて思いたくはありませんでした。
きっとどこかで生きている、そう思うことにして自分を誤魔化すしかなかったのです。
私ははるかかなたのエーゲ海の小さな島にあの子がいる気がしていました。

年月を経て、喪失の痛みが和らぐにつれ、
すぐ傍らであったり、遠い遠いどこか安らかな所であったり、
心の中であったり、目には見えなくても、亡き人の存在を感じます。
居場所はその時々で変わるけれど、
生きていた頃よりもっと近くに、もっと確かに、いる気がするのです。
いつかきっと、そんな心が慰められる時もやってくると思います。

苦しい日々を過ごされていることでしょうが、
今日一日、なんとか凌いでくださいね。
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| スタッフ日記 | 20:23 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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「同事」を学ぶ、をテーマに講演会を行いました。

クレマチスの会講演会(講師 黒鳥偉作氏:自治医科大学医師、牧師)

「同事」を学ぶ、をテーマに講演会を行いました。

黒鳥氏は聖学院大学大学院で平山正実先生の授業のサブを1年間なされました。

また、平山先生の遺稿を整理し、まとめられました方です。

黒鳥氏は、平山先生から「病を担うことを一緒に考えてください」と言われていたそうです。

「同事」とは、曹洞宗の仏典に出てくる、菩薩の衆生への心構えを説く言葉の一つだそうです。

「(菩薩と衆生の態度は)違うことなし」、という意味だそうです。

そして、「ともに病を担う」と「同事」は意味が共通しているといわれます。

つまり、「病む人も治す人も根本的には一緒」ということであり、

「医療者は(医療者としての)資格とともに(病む人の病を担おうとする)態度が大切」

と述べられます。

おわりに、平山先生は医療者(及び研究者)であると同時に、

「最も重要なのはグリーフケアである」というお考えをお持ちで、

それを実践した稀有な方である、と話されました。

黒鳥氏のお話を通して、平山先生のお人柄、スピリットを偲びました。
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