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自死(自殺)遺族支援のための認定NPO法人グリーフケア・サポートプラザ

大切な人を自死(自殺)でなくし ひとり孤独でいる時 望みを絶たれ先が見えない時 いつでもどうぞ 自死遺族支援をしているNPO法人です

2020年02月 | ARCHIVE-SELECT | 2020年04月

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傾聴電話は時間短縮で、続けてまいります。

3月もあと4日。もうすぐ4月に入ります。いかがお過ごしでしょうか。

新型コロナの影響が各地にあらわれ、不安な思いで過ごしておられる方も多くおられるのではないかと案じています。
このような時に心苦しいのですが、傾聴電話の対応時間をしばらくの間、短縮させていただきますことを、ご理解ください。

コロナ問題が落ち着くまで、傾聴電話は
毎週火曜、木曜、土曜の12時から16時までの間になります。


従来8時間実施していた受付を短縮しますが、
これまで通り、なるべく多くの方のお電話を受けたいと思います。
お一人の対応時間は少なめに、長くとも40分以内でお願いいたします。
ご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

火曜、木曜、土曜の週3日、自死遺族の方の傾聴電話を継続できますことを願い努力してまいりますが、
当日担当の傾聴スタッフの確保が困難になるなどの諸事情で臨時に休む日が、今後あるいは出てくるかもわかりません。
その時は、速やかにホームページやこのブログでお知らせいたします。
何とかこの緊急事態を乗り越えて、安心できる日が早く来ますことを心から願っております。
皆様も日々お体にお気をつけてお過ごしください。
                グリーフケア・サポートプラザ傾聴電話スタッフ一同
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| スタッフ日記 | 05:50 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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春になると

こんにちは。なすびです。今日は温かな一日でした。
春が近づき、なんとなくワクワクしたのは、あの子と別れた年の春まで。
今年特に気持ちが沈むのは、
幼いあの子と暮らした海辺の町の古い家を手放す決意をしたから。

思い出さえあればよしと冷静に思いつつも、
何か大きな支えを失ってしまうような寂しさは否めません。
モノはモノ以上の力で、私を長い間ささえてくれていたのだと、
改めて思います。

「歳を重ねるとは、様々なものを手放すことなの」と、
学生時代の先輩が言われた言葉がリアルに胸に迫ってきます。

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| スタッフ日記 | 17:05 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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傾聴電話はどんなときにも休みません。

新型コロナウィルス対策で、自死遺族の集いを休むところが多い昨今です。
いかがお過ごしでしょうか?

心の中に溜まっている様々な思いをそのまま封印しておくのは、つらいことですね。
そんなときは、自死遺族のための傾聴電話をどうぞご利用ください。

グリーフケア・サポートプラザの傾聴電話は、どんな時も休まずに続けています。
受付時間: 毎週火曜日、木曜日、土曜日 午前10時~午後6時

電話番号:03-3796-5453

*自死遺族の方に限定します。
*スタッフは専門の研修を受けた者です。研修後も検討会を実施し、研鑚を続けています。
米2004年からスタートした傾聴電話は、年間2000件ほど、自死遺族からのお電話を受けています。
 お気持ちを受け止めてお聴きする傾聴を大切にしています。

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| スタッフ日記 | 20:42 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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3月の分かち合いの会は中止になりました。

新型コロナウィルス感染対策の一環として、本日3月15日に開催予定の3月の分かち合いの会は中止することといたします。
次回開催は4月19日(第三日曜)になります。
ご理解の程、何卒よろしくお願いいたします

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| スタッフ日記 | 04:39 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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いま苦しんでいるあなたへ

こんにちは、なすびです。大事な人を亡くして、どんなにか辛い日々をお過ごしでしょう。

「生きるってことは、格闘するくらい、つらいことでもあります。
だけど、格闘するうちに前へ進んでいる。生きるためにもがくうちに、前へ進んでいくのです。」と次男を自死で亡くされたノンフィクション作家の柳田邦男さんはNHKの「100年インタビュー」で語っています。

「自分自身がよりよく生きていく道を探すよりほかはないでしょう。 自分で自分の道を見つける、これくらい大変で、しかもつらいことはない。そのつらさを引き受ける、それこそが人生」と、その後に続きます。

苦しみの中で生きていた頃、とてもこんな辛さを引き受けることなど出来ない、無理だと思っていました。
この苦しみから少しでも早く抜け出したい気持ちとこの痛みの中にいるべき、それが大事な人を亡くした償いだと自分を罰する気持ち。
この二つの相反する思いの中で身動きがとれなくなっていました。

ひたすら耐たり格闘するには、限界があります。
根源的な死生観を見つけられない限り、気をそらすささやかな慰め(癒しやささえ)があることで、人は何とか苦しい日々を凌いでいけるのかもしれません。

ただ一つの「あるべき姿」「理想「」正義」を見つけるよりは、ネガティブな思いもポジティブな思いも、マイナスもプラスも、混在する中で生きることが喪失後の人生を生きることなのかもしれないと、月日が過ぎた今は思います。
ネガティブばかりでは苦しすぎるし、ポジティブな思いばかりでは地に足がついていない心地悪さや現実との違和感が生じる。
グリーフの日々は、大事な人を亡くした痛み、悲しみと、どう付き合っていくかを模索する日々。
どうにも身動きがとれないほど苦しく悲しい時もあれば、少し息ができる穏やかな時も徐々にやってきます。

もっと何か出来たのではないかと自分を責め、悔い、罰する感情の揺れ動き。
その一方で出来なかったことに苦しみ続ける自分をそっと抱きしめ自分の限界を認める柔らかさ、冷静さ。
自分を責めつつも、ほんの少し自分を許す気持ちを持たないと、遺された人も力尽きてしまう。
亡き人は生きていくことを望んでいると、私は思うのです。

遺族が自分を責め続ける「至らなさ」は、特別に悪いことをしたわけではない。誰でも同じ立場にたてば、同じことをしたり言ったりするのだと思います。それは暮らしのなかの一コマ。家族だからこその遠慮のなさ。
まさかその先に、死があるとは誰もわからないのですから。

深い苦しみを味わい、悲しみを抱えつつも「いま生きている」。
「至らなさ」はしっかりと、むしろそれ以上に償っていると私は思うのですが・・・・。
どうでしょう・・・・。
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| スタッフ日記 | 09:42 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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「かなしみの力」

こんにちは、れもんです。コロナウィルス感染対策で、サポートプラザも会や
セミナーをお休みにすることになってしまいましたが、せめて2月2日に講演会を開くことができたのは、よかったと思います。

夫が逝ったのは3月の下旬にさしかかるあたり。桜のつぼみが膨らみ始める頃でした。だから、この季節になると、桜というと満開の桜花ではなく、降りしきるように散る花びらのイメージしか私にはありません。それは私にとって、まるで落ちゆく枯れ葉のように物寂しさを感じさせるものでした。

夫の七回忌を過ぎた頃でしょうか。分かち合いの会での皆さまの語りを聞きながら、かなしみには不思議な力があると、深く思うようになりました。かなしみは、実は、生きる原点にあるものではないだろうか。その頃に、竹内整一先生の『「かなしみ」の哲学』という本に出会いました。

「かなしみ」とは、生きていること(死ぬこと)の深くゆたかな奥行きをそれとして感じさせる感情なのではないか――      (『「かなしみ」の哲学』)

日本人は、いにしえから、自然のはかなさに響応する感受性をもっていました。それがかなしみとなって表われる。本を読み進めていくうちに、吹雪のように散りゆく桜花のなかに、夫の姿が重なりました。そのとき、それまで彼は精一杯生き尽くしてきたのだということ、そして桜の花が散るように、彼もまたふと力尽きて逝ってしまったのだと、初めて思えるようになりました。それはとてもかなしいけれども、どこか清々しい情景でした。

講演会のなかで紹介された柳田邦男や金子大栄の言葉には、実感があります。

愛する人の生きた証しを心の中に抱擁した人々は、その永遠のいのちの止むことなき語りかけによって、逆にあたたかい生のエネルギーをもらうという不思議が生じる。                (『「人生の答」の出し方』)
             
花びらは散つても花は散らない。形は滅びても人は死なぬ。・・・思ひ出に還り来る祖先はみな仏となりてわれらを安慰せらるゝ。・・・その時には形もなく名もなければ、煩はすこともなくして自在に有縁を慰め、知らるゝことなくして、無碍にその人を護ることができよう。         (『歎異抄領解』)

自然のはかなさと人間の生死が響き合うとき、かなしいけれども、そのかなしみのなかにこそ、救いもまたあるように思います。

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| スタッフ日記 | 23:04 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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傾聴電話特別週間のお知らせ(東京都特別相談事業)

グリーフケア・サポートプラザでは2004年から、
自死遺族の方々の悲嘆を電話で傾聴し、その悲しみ、苦しみの受け皿となる傾聴電話を
毎週火曜日、木曜日、土曜日にしています。
受付時間: 午前10時~午後6時

以下の期間は、通常実施している日程と時間以外にも自死遺族傾聴電話をいたします。
ぜひご利用ください。
3月10日(火), 11日(水), 12日(木), 13日(金)
午前10時~午後10時

電話番号:03-3796-5453


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| スタッフ日記 | 15:16 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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3月の茶話会は中止です。

新型コロナウィルス感染対策の一環として、本日3月7日に開催予定の茶話会は中止することといたします。次回開催は4月4日(第一土曜)になります。
ご理解の程、何卒よろしくお願いいたします

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| スタッフ日記 | 04:33 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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傾聴電話は休まず実施しています。

新型コロナウィルス対策で、3月中は自死遺族の集いを休むところが多いです。
心の中に溜まっている様々な思いをそのまま封印しておくのは、つらいことですね。
そんなときは、自死遺族のための傾聴電話をどうぞご利用ください。

グリーフケア・サポートプラザの傾聴電話は、3月中も休まずに続けています。
受付時間: 毎週火曜日、木曜日、土曜日 午前10時~午後6時

電話番号:03-3796-5453

*自死遺族の方に限定します。
*スタッフは専門の研修を受けた者です。研修後や検討会を実施し、研鑚を続けています。

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| スタッフ日記 | 15:08 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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河津桜

河津桜

「近所の河津桜が満開で、桜のシーズンがやって来た。
今年はウイルス対策で花見も厳しいのかな?と想う。
何より、自粛ムードが花見に水をさすだろう。
しかし、満開の桜を見たら、少し心が晴れて明るくなれるかな?
日本では、花を愛でるための品種改良が繰り返し行われ、
代表種ソメイヨシノ(染井吉野)は、種では増えず、接木する以外にない。
それに対し、外国では花より果実を得るために品種改良が行われたそうで、
「花より団子」なのは、日本人ではなかった、ということか。」by ヒソプ

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| スタッフ日記 | 00:04 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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セミナー延期いたします。ご注意ください。

今年も自死遺族の為のセミナーを開催しますが、
コロナウィルス感染対策の一環として、3月8日に開催される予定のセミナーを1か月延期することといたします。 第1回目は4月12日になります。
ご理解の程、何卒よろしくお願いいたします。
延期後の開催日程は下記の通りとなります。
現在定員10名に達していますが、1か月延びたこともあり、あと2名の方の参加を受け付け定員を12名にします。

【開催要項】
〇日時・テーマ
2020年4月12日(日)午後2時~4時半
第1回:『自死遺族の喪失悲嘆の整理-大切な人との死別を考える』

2020年5月10日(日)午後2時~4時半
第2回:『自死遺族にとって回復とは何か―回復の意味について考える』

2020年6月14日(日)午後2時~4時半
第3回:『公認されない死・自死の背景と課題、そして自死の要因についての精神医学
的アプローチ』
                    
○定員:10~12名 ※自死遺族の方に限定(定員になり次第締め切ります。)

○会場:認定NPO法人 グリーフケア・サポートプラザ事務所

○受講料:3回コースで計3,000円

○参加条件
・死別後1年以上の自死遺族の方で、ご自身の死別体験を整理し直し、新しい生きが
いや価値観への気づき、学びに関心のある方。
・全3回受講可能な方。

○申込み:受講ご希望の方は、下記要項を明記の上、メールでお申込みください。
(ホームページからお申込みができますので、ごらんください。)
件名:自死遺族のためのセミナー受講申し込み
本文:住所、氏名、日中連絡がつきやすい電話番号
メール:grief.care.sp@luck.ocn.ne.jp

〇主催:認定NPO法人 グリーフケア・サポートプラザ 自死遺族のためのセミナー委員会

問い合わせ先
〇認定NPO法人 グリーフケア・サポートプラザ
住所:〒107-0052 東京都港区赤坂9-2-6 カルム第二赤坂103号
電話:03-5775-3876(火曜・木曜10時~16時)
FAX:03-5775-3871
メールアドレス:grief.care.sp@luck.ocn.ne.jp

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