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自死(自殺)遺族支援のための認定NPO法人グリーフケア・サポートプラザ

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金子みすゞの世界

喪失で深く傷ついた心を抱えていた時、
心慰められる言葉を無意識に探していました。

26歳で自死した詩人、金子みすゞの「雪」という詩をご存知ですか。

『誰も知らない野の果てで
青い小鳥が死にました
さむいさむいくれ方に

そのなきがら埋めよとて
お空は雪を撒きました
ふかくふかく音もなく

人は知らねど人里の
家もおともにたちました
しろいしろい被衣着て

やがてほのぼのあくる朝
空はみごとに晴れました
あおくあおくうつくしく

小さいきれいなたましいの
神様のお国へゆくみちを
ひろくひろくあけようと』

優しい、温かな言葉で、包み込んでくれるようなみすゞの詩。
「眼差しの温かさと視点の転換」がみすゞワールドなのだそうです。

死別の事実を変えることは出来なくても、その受け止め方(捉え方、見方・視点)が変われば同じ事実が違う景色に見えることもあるかもしれません。
寂しかった小鳥は今はもうきっと、大きな愛にくるまれているに違いないと思えれば、小鳥への不憫さ、別れの辛さも少しだけ和らがないでしょうか。

そんな風に少しずつ見える景色が変わってくるのが、時が経つ(時くすり)ということなのかもしれません。

それにしても、かけがえのない人ばかりがなぜにあまりにも早く、あちらの世界に旅立ってしまうのでしょう。
遺された人の苦しい時間はなかなか進まないどころか、止まってしまいがちですね。
少しだけでも動きだすきっかけに出会えますように。

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