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自死(自殺)遺族支援のための認定NPO法人グリーフケア・サポートプラザ

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消極的な受容力

こんばんは。なすびです。
「ネガティブ ケイパビリティ」という言葉を先日の講演会で知りました。
「ポジティブ」とは反対の生き方だとのことです。

うまくいかないことを、無理やり解決しようとしたり、前を向かなければ、ポジティブに生きなければと、しゃかりきに自分を追いこまなくてもよいのではとの提言でした。
どうにもならないこと、困ったこと、辛いことをそのまま抱えて生きていく、「消極的な受容力」が、人が生きていく上では実は大事な力なのだとの概念です。
そのように持ちこたえる力を「ネガティブ ケイパビリティ」と呼ぶそうです。
Wikipediaで検索すると、
「全ての物事が解決できるものではないということを受け入れる能力」とも書かれています。

喪失の苦悩の日々を振り返ってみると、
何故にあの子が自死しなければならなかったのか、何故に私が自死遺族と呼ばれる立場になってしまったのかと、答えのでない不条理感に苦しみました。
月日を経るほど、この耐えがたい受け止めきれない喪失を抱えて生きていこう、自分の人生においてなかったことになど出来ないことなのだから、そう覚悟が出来てきました。
それからは、少だけ生きるのがらくになった気がします。
そうこうするうちに、がんじがらめにこんがらがっていた心が少しずつほどけてきて、
いつの間にかポジティブな部分が芽生えている自分に気づきます。

「こうしなければ」、「こうあるべき」ではなく、
曖昧さ、不確実性を持ちながら生きることが出来るならば、それも一つの力なのだそうです。
そうかもしれないと、私なりに理解して納得しました。

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