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自死(自殺)遺族支援のための認定NPO法人グリーフケア・サポートプラザ

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ショカッサイ(ムラサキナバナ)

編集むらさきなばな CIMG9567

山吹と諸葛采。どちらも華やかさはなく、ひっそりと咲く春の花。
山吹は子供のころ、どこの家の庭にも、川辺にも、また低い山のふもとにも咲いていました。
花びらや葉の繊細さ、はらはらと散るはかなさがいまでも好きです。

紫色の優しい花、諸葛菜を初めて見たのは、大学進学のために上京した春。慣れない東京暮らしの緊張の中、ひっそりと咲く素朴な花に心が慰められました。別名のムラサキナバナの方が、姿に合っているネーミング。
春に諸葛采の花を見つけると、旧知の友に出会った時のように、少しだけ心が優しく暖かになる気がします。
種を蒔いている花咲じいさんがいるので、都内の空き地のどこにでも野生化して咲いているのだと聞いたことがありますが、どうなのでしょう。
友人の家の庭でも、こぼれ種で芽生えた諸葛菜が毎年増えているとのことですから、繁殖力が強い植物なのかもしれません。
数年前、都内の公園で諸葛菜の群落に出会ったときは、心を奪われしばらく佇んでいました。

季節の野の花に目が留まるようになったのは、
死別当初とくらべると気持ちは落ち着いてきているということなのでしょう。
別れて間もないころは、花が美しく咲くのを見ても、青空をみても、すべてが自分の住むモノクロの世界とはかけ離れていることをひしひしと感じ、
自分だけが世間とは異なる別世界で暮らしているような疎外感を感じていました。

少しずつほんの少しずつ、気持ちには変化が起きてくるのは確かなことです。
どうか今日一日無事にお過ごしくださいね。(なすび)

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