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自死(自殺)遺族支援のための認定NPO法人グリーフケア・サポートプラザ

大切な人を自死(自殺)でなくし ひとり孤独でいる時 望みを絶たれ先が見えない時 いつでもどうぞ 自死遺族支援をしているNPO法人です

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家族葬に接して

今月、叔母が急逝しました。
叔父たち遺族は一日家族葬を選びました。
親戚は多いのですが、遺族から申し出のあった数人のみが参列しま
した。
私は家で叔母のことを想って過ごしました。

母は列席できたのですが、どうもしっくり来なかったようです。
「他のきょうだいはあまり呼ばないことにしたんだって」「こちら
から聞かないとどうしたらいいのか何も教えてもらえないから困る
わ」「コロナの時期だから仕方ないわね」などと少し非難の混じっ
た調子で言うのです。
葬祭について「○○さんの時は・・・だったけれど、今回は・・・
」というような発言をしばしば耳にします。

かつての冠婚葬祭には地域の風習や一族のつながりの確認などとい
う意味も大きかったのだと思います。
昭和ひとケタ生まれの母はこれまで沢山の人を見送ってきました。
従来のしきたりを守りたいと思うのは自然なことかもしれません。
大切な機会だからこそ自分が不慣れであることに対してとまどいも
あったのでしょう。
けれども、もう少し悲しみと混乱の中にある遺族の気持ちに配慮で
きないものかと違和感を持ちました。つい「叔父さんたちの思いが
一番大切で、周りがそれについてとやかくいうのは違うでしょう」
と言ってしまいました。

先日、叔父が母のところに相談に来ました。「墓地を持っていない
ので納骨堂を考えているが、四十九日には間に合いそうにない」と
のことでした。
母は「急がなくても納得のいくところを探してみてもいいのでは」
と答えていました。
ほっとしました(父の納骨が牧師の都合で数ヶ月後になった経験が
あったからかもしれませんが・・・)。

いつの間にか結婚式よりもお葬式に参列する機会がずっと増えてきました。
自分を他者と比べることから自由になりたいと思って生きています。
日々の生活の中では難しい課題です。
それでも、一人ひとりのいのちに関することについては、特にそれ
ぞれの歩みに向き合うことをまず大切にしたいと改めて感じました。(by なつめ)

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