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自死(自殺)遺族支援のための認定NPO法人グリーフケア・サポートプラザ

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秋日和

すっかり秋らしくなりました。

少し前になりますが、小田原の江之浦測候所に出かけてきました。
こちらは2日前までの予約が必要で、天気予報を眺めながら、締め切りぎりぎりにチケットを購入しました。

翌朝、女優の自死のニュースが飛び込んできて、鳥肌が立ちました。
嫌でもネットやテレビから目や耳に情報が入り、ザワザワした気持ちで一日過ごしました。
その翌日は予報通りの秋晴れで、富士山を見ながら江之浦を目指しました。

測候所という不思議な名前がついていますが、ここは現代美術家の杉本博司さんが構想に10年かけ3年前にオープンした施設で、海を見下ろすみかん山に、ギャラリーや舞台などの構造物が、春分・秋分、夏至、冬至のそれぞれの日の出の方向に合わせて点在しています。
そこここに使われている石材は、杉本さんが長年収集してきた、古墳時代から近世までのお寺の礎石などの遺物で、門は室町時代の鎌倉明月院のもので、建て替え前の根津美術館で使われていた、と全てに物語があります。

春分・秋分、夏至、冬至の際には、光遥拝の会が開催され、太古より太陽を拝み、神を感じ、アートが生まれたことに思いを巡らすような場所になっています。

亡くなったあの子の趣味の一つは、絵を見ることでした。
どの画家が好きなのか、どんな絵が好みなのか、考えてみると何も知らないままでした。

トンボの舞う広い空の下、相模湾を挟み三浦半島とその奥の房総半島の先端まで眺め、青い実のたくさんついたみかんの木の間を歩きながら、誘ったら一緒に来たかな、若いあの子には渋すぎて興味ないと断られただろうか・・・そんな事を思って、気持ちの良い半日を過ごしてきました。

道に沿って配された石仏の傍らには、彼岸花が咲いていました。   (by 茴香) 
 
NPO法人 グリーフケア・サポートプラザ
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