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自死(自殺)遺族支援のための認定NPO法人グリーフケア・サポートプラザ

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セルフ・コンパッション   私を支えてくれた幼い私

プリムラ1

街を歩いていて、遠くに見える淡い色合いに惹かれて近づいてみると、大きな鉢にこぼれんばかりに咲き誇るプリムラでした。
久しぶり見たプリムラメラコイデス。
街中のビルの季節のレイアウトとして使われていましたが、懐かしさで心が充たされました。

父がいて、母がいて、兄弟がいて、地方の街の片隅で、皆元気で暮らしていました。
今はもう誰もこの世にはいません。
プリムラの小さな鉢が今頃の季節には毎年リビングに置かれていて、愛らしい花にもうすぐ春が来る幸せを感じていました。
私は春が好きな子でした。

でもあの子を春に亡くして以来、春の訪れを喜べなくなっています。
それでも、プリムラと久しぶりに出会い、悩みもなく、ほっこり生きていた頃の幸せ感をふっと思い出しました。

「子供時代のあなたが大人になったあなたを支えるのです」と、童話作家の石井桃子さんが言われていたと、先日の新聞記事で見つけ、妙に納得。
大人になってからの辛い経験を、子供時代の屈託なく生きていた自分を思い出すことで凌いでいた時が、私にも確かにありました。

これってもしかして、自分で自分を助けるセルフ・コンパッションの一つなのかもしれません。
不幸のどん底の中でも、ほんの小さな灯りをどれだけ見つけて、大事に育てることが出来るのか。
それが自分を苦悩から救い出す一つの対処法なのかもしれませんね。
辛くてどうにもならないとき、とりあえずいろいろなことを試していました。
その中で、いくらかは自分の苦しみを軽くしてくれた何かが折々の苦しみを支える杖の一つになりました。
                                        (by なすび)

NPO法人 グリーフケア・サポートプラザ
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