「父と暮らせば」を観て
地元図書館の映画会で「父と暮らせば」を観てくる。この映画を観るのは二度目であったが初めてのようであり、前より深く内容を理解することができた。
宮沢りえさん演じる主人公は炎に包まれながら死んで行く父親を助けられず、自分だけが生き残ったこと、同級生の親友も亡くしてしまったことで「自分だけが生き残ったんは申し訳ない」と自分を責め続ける。恋愛もして求婚されるのだが「自分だけ幸せになってはいけんのや」と頑なに結婚を否定し続ける。
登場人物は4人のみ。亡き父親はかつてのままの姿で現れ、娘にくどくくどく説得する。
「お前には生きて行く義務があり、孫に伝えていかねば」と。「お父さんありがとごんした」という主人公の言葉で閉めくられる。背景に流れる音楽の身震いするほどの重厚な響き、丸木位里夫妻の「原爆の図」の説得力。
息子を亡くした当時「自分は生きていてはいけない」、「幸せになっては行けない」とこの主人公と同じ考えに駆られていたこと思い出した。
トマト
グリーフケア・サポートプラザのホームページ
http://www12.ocn.ne.jp/~griefcsp/index.html

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宮沢りえさん演じる主人公は炎に包まれながら死んで行く父親を助けられず、自分だけが生き残ったこと、同級生の親友も亡くしてしまったことで「自分だけが生き残ったんは申し訳ない」と自分を責め続ける。恋愛もして求婚されるのだが「自分だけ幸せになってはいけんのや」と頑なに結婚を否定し続ける。
登場人物は4人のみ。亡き父親はかつてのままの姿で現れ、娘にくどくくどく説得する。
「お前には生きて行く義務があり、孫に伝えていかねば」と。「お父さんありがとごんした」という主人公の言葉で閉めくられる。背景に流れる音楽の身震いするほどの重厚な響き、丸木位里夫妻の「原爆の図」の説得力。
息子を亡くした当時「自分は生きていてはいけない」、「幸せになっては行けない」とこの主人公と同じ考えに駆られていたこと思い出した。
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