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自死(自殺)遺族支援のための認定NPO法人グリーフケア・サポートプラザ

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心の置き場所

スポーツマンで「ファイト一発」のコマーシャルのイメージが強かった俳優のWさんが自ら命を絶たれた直後に、奥様で女優のHさんが出されたコメントには、「心の置き場所が見つからず」呆然としていると記されていました。  
本当にそうだろうと思いました。
大事な人がその日に自死すると、誰が想像できたでしょう?
明日も、明後日も、来年も再来年もずっと一緒に暮らすと思っていた人との突然の別れを、すんなりと受け入れられる人などまずいません。

どうして?なぜ?まさか!
あの子の死を知ったとき私も、そんな言葉が頭を駆け巡りました。
一方で半年間の苦しみを知ってもいたので、「とうとう・・」との思いもあり、取り返しのつかない事態に、
「どうして決断する前に一言言ってくれなかったのか」「自分は相談するに値しない人間なのか」との絶望感も湧いてきました。
人として生きて行く自信がなくなりました。
喪失の悲しみだけではなく、自死で遺された人は様々な心の揺れに戸惑います。
孤立感と疎外感のるつぼに放り込まれる人も少なくありません。

そこからどう歩みだすのでしょうか。
辛いことですし時間はかかるかもしれませんが、まずはありのままを受け止め、自責感に固まらず少しずつでも自分への信頼感を取り戻すことが、大事かもしれません。
それと、
たとえ一人でもいいからこの痛み、貴方の置かれている状況の過酷さを理解してくれる人に出会うことも大切なことと私は思います。

直後の混乱状況から心の置き場所を見つけて歩みだすまでには、大変なエネルギーがいります。
だましだまし、ゆっくりゆっくり、どうか焦らないでくださいね。
きっといつか、今の苦しみがあなたの人生で大きな意味を持つようになるかもしれません。
糧になることすらあります。

自分なりのグリーフの歩み方は、もがく中でしか見つけることが出来ないのかもしれないですね。
でも、心の置き場所の見つかるまでの間、気持ちを整理する、そのきっかけの場として、
私たち認定NPOグリーフケア・サポートプラザの「分かち合いの会」や「傾聴電話」をどうぞご利用ください。
どんなお気持ちもありのままを受けとめ、理解できる者としてあなたの傍らにいたいと思います。(by なすび)

NPO法人グリーフケア・サポートプラザ 公式ウェブサイト

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